本記事はドコモからLIBMOにMNPで乗り換える手順を解説します。
LIBMOは料金が安いだけでなく、ドコモ回線を使っているためドコモで購入したスマホをSIMロック解除なしで使えます。
また、LIBMOはデータ繰り越しなど便利機能も豊富です。
▼ドコモから乗り換えで料金節約▼
iPhoneもAndroidもそのまま使える
SIMロック解除不要
ドコモからLIBMOに乗り換える際、ドコモで購入したスマホはLIBMOでそのまま使用可能です。
通常、ドコモで購入した端末は他のキャリアの回線では使えないように「SIMロック」という状態になっています。
しかし、LIBMOはドコモ回線の一部を借りて運営しているため、実質同じ回線を使っているのと同じです。
そのため、LIBMOならドコモで購入したスマホをSIMロック解除せずに使えます。
可能ならSIMロック解除しよう
ただし、ドコモで購入したiPhone・Androidスマホをお持ちの方は、可能であればSIMロック解除しておいた方がよいです。
確かにドコモ端末はLIBMOでSIMロック解除なしで使えます。
しかし、SIMロック解除しておけば、万が一他のキャリアの回線で使うことになった場合にも対応できます。
また、スマホを使わなくなって中古スマホショップなどに売る場合も、SIMロック解除済端末の方が高く買い取ってもらえます。
次章で解説しますがSIMロック解除は無料で可能ですので、余裕があればぜひ解除しておきましょう。
SIMロック解除の手順
ドコモでスマホのSIMロックを解除する方法は2つあります。
ドコモショップ店舗で手続きする方法と、マイページからオンラインで手続きする方法です。
店頭で手続きすると3,000円の手数料がかかりますので、できるだけマイページである「My docomo」から手続きしましょう。
「My docomo」なら無料で解除できます。
また、ドコモを解約した後にSIMロック解除する場合は、店頭のみの手続きとなり有料になりますので、ドコモに契約しているうちに解除しましょう。
LIBMOで端末購入も可
ドコモで使用していた端末使うだけでなく、LIBMOで新しいスマホの購入も可能です。
LIBMOでは、人気のSIMフリー端末が多数販売されています。
しかも、最近ではiPhoneも購入できるようになりました。
乗り換えを機に新しい端末を購入する方は、ぜひ下記記事を参考にしてください。
▼スマホ端末も購入可能▼
docomoからLIBMOに乗り換える4手順
MNPを利用してドコモからLIBMOにMNP転入するためには、主に以下の4つの手順を踏む必要があります。
- ドコモでMNP予約番号を発行
- LIBMOでMNP転入手続き
- APN設定(プロファイルインストール)
- 回線切り替え手続き
それぞれについて詳しく解説します。
ドコモでMNP予約番号の発行
まずはドコモの解約手続きをします。
ドコモからMNPを利用してLIBMOに乗り換える場合、ドコモで「MNP予約番号」を発行してもらいます。
MNP予約番号とは新しい携帯会社へ引き継ぐための番号ですね。
MNP予約番号の発行場所
ドコモから乗り換えるMNP予約番号は以下の方法で取得できます。
- ドコモショップ
- 電話
- My docomo
ただし、ドコモショップは混んでいますし、電話はなかなか繋がらないので、My docomoで手続きするのがおすすめです。
手続きが終えれば、10桁のMNP予約番号が発行されます。
MNP予約番号の発行手数料
ドコモでのMNP予約番号の発行には2,000円の手数料がかかります。
MNP予約番号の有効期限に注意
MNP予約番号には有効期限があり、通常15日間以内にMNP転入の手続きを終えなければなりません。
そのため、SIMの発送や回線切り替えの所要日数を考慮し、LIBMOではMNP転入手続きは予約番号発行から7日以内に手続きすることになっています。
15日以内に全ての手続きが完了しないと再度MNP予約番号の取得が必要になります。
よって、ドコモで予約番号を発行した後はすぐにLIBMOの契約手続きを進めましょう。
オンラインでMNP転入手続き
いよいよ、新しいキャリア「LIBMO」で手続きします。
転入手続きは「LIBMO公式サイト」で進めます。
手続きは非常に簡単です。
契約プランを選ぶ際に新規契約や機種変更ではなく「のりかえ(MNP)」を選択し、後の画面でMNP予約番号や有効期限などを入力するだけです。
オンラインで簡単に手続きできますし、端末やSIMカードもすぐに送られてきます。
なお、LIBMOにMNP転入の際は初期費用として3,000円がかかります。
回線切り替え・開通作業
LIBMOからSIMカードが届いたら、回線の切り替え作業が必要です。
同封されている書類に記載されている「LIBMOお客様センター」に電話し、MNP転入を行う携帯電話番号と、届いたSIMカード製造番号の下4ケタをプッシュします。
他社では到着から数日後に自動で回線が切り替わるところもありますが、LIBMOの回線切り替えは手動です。
「LIBMOお客様センター」の受付時間は10時~18時までなので注意してください。
回線切り替えの連絡をすると、最短10分後~最長で約3時間後に回線が切り替わり、LIBMOのSIMカードが使えるようになります。
APN設定
手元にLIBMOのSIMカードが届き、SIMカードを本体に挿したら、APN設定が必要です。
APN設定とは、手持ちの端末がLIBMOの回線でデータ通信できるようにする作業です。
APN設定はこちらのページで詳しく解説されています。
手持ちの端末がAndroidかiPhoneかで異なりますので注意してください。
▼ドコモから乗り換え手続き▼
ドコモからの乗り換えに必要な費用
MNP転出手数料と初期費用
ドコモからMNPでLIBMOに乗り換える場合、以下の費用がかかります。
- MNP転出手数料:2,000円
- パッケージ費用:3,000円(※1)
- 解約金・違約金:9,500円(※2)
※1:エントリーパッケージなら無料
※2:契約更新月以外に転出する場合のみ
MNP転出手数料(MNP予約番号発行手数料)は絶対にかかります。
一方、事務手数料はエントリーパッケージを利用することで無料にできます。
エントリーパッケージで初期費用無料
ドコモからLIBMOに乗り換える前に、エントリーパッケージを購入すればパッケージ費用3,000円が無料になります。
エントリーパッケージはAmazonや楽天市場で購入できます。
「LIBMO公式サイト」でMNP転入手続きする際に、エントリーパッケージに記載された「アクティベートコード」を入力すれば事務手数料が無料になります。
ドコモの違約金に注意
ドコモで契約しているプランに設定された契約更新期間以外に乗り換えると解約金・違約金がかかります。
違約金は通常10,260円(9,500円+税)と高額なので注意してください。
ただし、ドコモよりLIBMOの月額料金の方が安いので、解約金を払ってでも早く乗り換えたほうがお得になる場合もあります。
個人の契約プランによりますが、契約更新月まで3ヶ月以上残っている場合は違約金を払ってでも乗り換えたほうがお得な場合が多いです。
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ドコモから乗り換え時の注意点
乗り換えに必要な本人確認書類
LIBMOにMNP転入する場合や音声通話付SIMを契約する場合には、本人確認書類の提示が必要です。
本人確認のために、以下の書類のいずれかを準備してください。
- 運転免許証
- 身体障がい者手帳
- 健康保険証
- 在留カード
- 日本国パスポート
- 外国人登録証明書
「LIBMO公式サイト」で手続きする場合は、申し込み手続き後に本人確認書類の提出に関するメールが届きます。
そのメールの指示に従い、上記の書類を撮影した写真をアップロードすれば本人確認終了です。
MNP予約番号の有効期限に注意
ドコモでMNP予約番号を発行してもらったら、すぐにLIBMOへ乗り換え手続きをしましょう。
通常、MNP予約番号の有効期限は15日です。
しかし、LIBMOへのMNP転入手続きはMNP予約番号発行から7日以内にしかできません。
7日を過ぎると、再度ドコモでMNP予約番号の発行が必要になります。
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ドコモと比較したLIBMOのメリット
月額料金が非常に安い
ドコモからLIBMOに乗り換える最大のメリットは、やはり毎月のスマホ料金を大幅に抑えられることです。
次表の通り、LIBMOの音声通話SIMの料金は非常に安く、しかもシンプルです。
▼音声SIMの料金プラン▼
スマホを格安の料金で使えるのがLIBMOの最大のメリットです。
更にキャンペーンでお得
前章で解説したとおり、LIBMOは料金の安さが最大のメリットです。
さらに、LIBMOでは年間を通してお得なキャンペーンを実施しています。
音声通話SIMの場合、月額基本料金が6ヶ月間600円引きになる「音声サポートプログラム」や、6GBプランが3GBと同じ料金で使える「学生応援プログラム」など、豪華です。
特に音声サポートプログラムでは、3GBプランやライトプランも割引対象で大変オトクです。
<音声サポートプログラム>
現在実施中のキャンペーンは下記記事に詳しくまとめています。
余ったデータを繰り越し可能
LIBMOでは、余ったデータ容量を翌月に繰り越すことができます。
さらに、翌月は繰り越しされたデータから先に消費されるので、また翌月にも繰り越ししやすくなります。
ドコモにもプランによっては余ったデータを繰り越せるサービスがありますが、繰り越したデータを使えるのは当月の基本容量を使い切った後です。
繰り越しに関してはLIBMOのほうが圧倒的に良心的な仕組みになっています。
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ドコモと比較したLIBMOのデメリット
通信速度はドコモに劣る
ドコモからLIBMOに乗り換える際の最大の注意点は通信速度です。
LIBMOは普段使いには十分な速度はありますが、ドコモに比べると通信速度は劣ります。
特にお昼の速度は遅い
特に12~13時のお昼と朝夕の通勤時間帯など通信が混雑する時間帯は通信速度が低下します。
1Mbpsを切る場合も多いので、この時間帯にデータ通信をたくさんされる方にはおすすめしません。
通信速度にこだわる方は格安SIMのなかでは速度がダントツで速い「ワイモバイル」「UQモバイル」にしましょう。
使い方次第で十分な速度
一方、高速のデータ通信が必要な場面は限られます。
12時~13時や朝夕の通勤時間帯にデータ通信を回避できる方や、そもそもあまりデータ通信を使わない方はLIBMOの料金の安さは圧倒的なメリットです。
私も格安SIMに乗り換えて本当に良かったと思っていますので、料金と速度のバランスで検討してみてください。
実店舗が少ない
LIBMOは各種手続きや相談ができる店舗が少ないのがデメリットです。
また、ドコモショップのような専門の店舗はありません。
一応静岡県内にいくつか店舗があります。
しかし東京や大阪を含めたzン国にはありません。
基本的にはWEB上で各種手続きを行う必要があるというデメリットに注意が必要です。
キャリアメールは使えない
LIBMOでは、ドコモ時代に使っていた「~@docomo.ne.jp」というドコモメール(キャリアメール)のドメインは使えません。
メールが必要な方はGmail等で代用するしかありません。
どうしてもキャリアメールが必要な方は、無料で使える「ワイモバイル」か、月額200円で使える「UQモバイル」にしましょう。
キャリア決済も不可
ドコモでは、スマホのコンテンツ料金とスマホ料金をまとめて支払える「ドコモ払い(d払い・SPモード決済)」が使えます。
しかし、LIBMOにキャリア決済の仕組みはありません。
キャリア決済が必要なサービスを利用している方は、こちらも「ワイモバイル」「UQモバイル」にしましょう。
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乗り換えキャンペーン実施中
LIBMOでは定期的にお得なキャンペーンを実施しています。
もともと安い月額料金がさらに割引になったり、学割が適用されるなどお得なキャンペーンが多いです。
LIBMOの契約前には必ずキャンペーンをチェックしましょう。
現在実施中のキャンペーンは下記に詳しくまとめています。
ドコモからLIBMOへの乗り換えで料金節約しよう!
以上、ドコモからLIBMOにMNPで乗り換える手順と注意点の解説でした。
ドコモからLIBMOに乗り換えることで、毎月のスマホ料金を大きく節約できます。
データ繰り越しもあり、お得なキャンペーンも実施中です。
ドコモからLIBMOへの乗り換えはこちらからどうぞ!
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